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いつでも、どこでも、気軽にできる
この3つの条件を満たす運動はあるでしょうか?
その答えは、私たちの日常に溶け込んでいる「ウォーキング」です!
日常的に行っているために、
運動だと感じていなかった方も多いかもしれません。
しかしウォーキングは、私たちにとって最も手軽な運動のひとつです。
そのウォーキングを、より正しい歩き方で行ったら?
日々の歩き方のちょっとした違いが、
健康に大きな変化をもたらすかもしれません。
今回は、正しい歩き方を広め、
誰もが楽しく歩ける文化を作るために尽力されている
体育学博士であり、韓国ウォーキング協会のウォーキング指導者、
“イム・ヨンソン”さんにお話を伺いました!
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Q. はじめまして。簡単に自己紹介をお願いできますか?
こんにちは。
韓国ウォーキング協会の事務局長を務めており、
ウォーキング指導者養成講座と正しい歩き方の指導を担当している
体育学博士のイム・ヨンソンと申します。
Q.「韓国ウォーキング協会」というとあまり聞き慣れませんが、
普段はどのような活動をされているのでしょうか?
まず、韓国ウォーキング協会は、韓国のウォーキング運動を統括する歴史ある団体です。
韓国全国の15の地域(広域市・道)にあるウォーキング協会と、25の海外支部を統括する中央組織としての役割を担っています。
私は、ウォーキング指導者の養成や、正しい歩き方に関する講習活動を行っています。
Q.「ウォーキング」という活動は、私たちの日常に当たり前のようにあるものだからこそ、その重要性にはなかなか気づきにくいのかもしれません。
どのようなきっかけで歩くことの大切さに気づき、現在の道に進まれたのでしょうか?
私はもともと軍人として働いていましたが、退役後は体育学の専門知識を深めたいと考え、大学に通いながら学び始めました。
その学びの中で、「歩くこと」がすべての身体活動の基本であることに気づきました。
そして、当時の教授の勧めで、韓国ウォーキング協会の仕事を少しずつ手伝うようになったのです。
当時の業務は、青少年全国縦断ウォーキングプログラムのルートを企画し、参加者とともに歩くことでした。
子どもたちと歩く中で、大きなやりがいを感じるとともに、
さまざまな人と歩く楽しさも実感しました。
それがきっかけとなり、本格的に韓国ウォーキング協会でウォーキング指導者の養成などの活動に携わるようになりました。
Q. 青少年全国縦断ウォーキングプログラムの際に感じた「歩く楽しさ」とは、どのようなものでしたか?
青少年を対象とした全国縦断ウォーキングプログラムだったため、
最初は子どもたちもすぐに疲れてしまい、つらそうにしたり、不満を口にすることも多くありました。
しかし、私たちが声援を送りながら、諦めずに歩き続けるうちに、
子どもたちも手を取り合い、成長していく姿に変わっていきました。
最初は自分のことしか考えていなかった子も、つらく疲れている状況の中で、率先して手を差し伸べる姿を見ると、私も大きな感動とやりがいを感じました。
さらに全国縦断の途中には必ず田舎道も歩くことになるのですが、
そうした農村の環境に触れるのが初めてという子どもも多く、
新しい環境に直面する子どもたちの姿は、私にとっても新鮮な経験でした。
こうしたすべてのことは、歩いてこそ見えてくるものだと思います。
これもまた、「歩く楽しさ」と言えるのではないでしょうか?😄
Q. そうですよね!歩いてこそ見えてくるものがたくさんありますよね。
毎日歩いている道を少しだけ外れて新しい道を歩いてみると、
それだけでも新鮮に感じられて楽しいものです。
そうですよね。歩くときは、足元ばかり見るのではなく、
自分が進む方向を見ながら、周りを意識して歩くことが大切だと思います。
だからこそ、新しい場所を歩いて「こんなところがあったんだ」と気づいたりして、自分をリフレッシュさせるのも楽しみのひとつですよね。
Q. では、歩くときには他にどんな点が大切なのでしょうか?
まずは正しい姿勢で歩くために、「3段歩行」と呼ばれる歩き方を意識すると良いでしょう。
かかとから足の裏、そしてつま先の順に地面に着くように気をつけてください。
拳は軽く握り、肘は少し曲げた状態で、自分の歩くペースに合わせて腕を前後に振りましょう。
次に、靴も非常に重要です。
靴が窮屈だったり締め付けが強かったりすると、足にばかり意識が向いてしまい、他のことに気を配れなくなってしまいます。ですので、この点は特に大切です。
このほかにも多くのポイントがあるので、学んでいくうちに「歩くことにはこんなに細かい要素があるんだ」と感じると思います。
Q. ウォーキング指導者だからこそ、履き心地の良い靴の大切さを特に感じていらっしゃるのではないでしょうか。
私は毎日ウォーキングを続け、正しい歩き方を指導している者なので、良い靴には常に関心を持っています。
靴の重要性を実感したのは、かつて青少年の全国縦断ウォーキングプログラムに参加した際のことです。
同じ道を歩いていても、ある方は足がとても痛くて辛そうにしていました。
最初は個人の体力の問題かと思っていましたが、その方の様子を見ているうちに、靴による足の痛みが原因であることに気づきました。
それ以来、体力に関係なく、靴の履き心地によって歩けなくなったり疲れてしまう方を多く見てきて、良い靴、快適な靴の大切さを強く実感しています。
Q. ルムトンを知ったきっかけはなんですか?
快適な靴の重要性を認識する中で、さまざまな靴について学ぶことも大切だと感じるようになりました。
その過程で、ルムトンというブランドを知りました。
実際にある方が履いており、「とても快適で軽い」とおすすめしてくださったのがきっかけです。
調べてみると、メリノウール素材のアッパーが柔らかく足にフィットする特徴に惹かれ、口コミも非常に良好でした。
実際に履いてみると、本当に軽くて快適だと実感しました。
Q. ウォーキング指導者として、実際にルムトンを履かれた感想をぜひ詳しくお聞かせください。
機能性を重視した靴はたくさんありますが、実際には通勤や散歩など、軽い運動をされる方が大半です。だからこそ、「歩くこと」に適した靴を選ぶことが大切です。
走るためや記録更新を目的としたランニングシューズではなく、日常の「歩行」に適した靴が求められます。
歩行に適したスニーカーで重要なのは、足幅や甲を締めつけず、窮屈さを感じさせない快適な履き心地です。また、人の足は活動中に自然とむくむことがあるため、硬くてしっかりした靴よりも、伸縮性のある素材で足を圧迫しない靴が理想的です。
その点、ルムトンはメリノウール素材を使用しており、足幅や甲をやわらかく包み込んでくれるので、とても満足しています。
クッション性の面でも、歩きやすい弾力を実現するために、インソールの下のソールにももう一層のクッション層が設けられていました。適度なクッション感が保たれている点も、大変満足しています。
Q. 普段よく履かれているルムトンのモデルは何ですか?
私はルムトンの「メイト」をよく履いています。
靴底がしっかりしていながらも柔らかく、足裏を安定して支えてくれるため、長時間歩いても負担がかかりません。
何よりも、軽さをしっかりと感じられるので、足への負担が少ない点も気に入っています。
Q. さすが、ルムトンの快適さをよくご理解いただいているようですね!
最近、私がウォーキング指導者養成講座を行うと、受講生の方々がまず靴に注目し、履き心地について質問されることが増えてきました。
それだけルムトンが広く知られているのだと実感しています。
私自身も、履けば履くほど良さを実感できる快適な靴なので、ご質問くださった方には「とても快適で軽い靴ですよ」と自信を持っておすすめしています。😉
Q. これからの夢や目標は何かありますか?
多くの方がより健康で楽しく充実した生活を送れるよう、
日常生活の中で気軽に運動を取り入れられることを願っています。
日常生活で運動を取り入れることは難しそうに感じられるかもしれませんが、実はとてもシンプルです。
まずは正しく、楽しく歩くことから始めればよいのです。
歩くことは私たちの日常生活の一部ですが、
これが生活体育としても広く認識されるよう、これからもさらに努めてまいります。
Q. 日常の運動というと、ジムやランニングのような特別な活動をしなければならないと思い込み、負担に感じてしまうこともありました。
しかし、お話を伺ってみると、歩き方や歩くことへの考え方を少し変えるだけで、ずいぶんと違ってくるんだなと気づきました。
そうですね。
歩くことは時間や場所、服装にほとんど制約がなく、特別な技術もほぼ必要ありません。
また、安全で健康効果も十分に期待できる運動です。
しかし、基本的に誤った姿勢で長時間続けると、かえって体に悪影響を及ぼすこともあります。
だからこそ、正しい姿勢で歩くことが非常に重要です。
誰でも安全にできる運動に、正しい歩き方と姿勢を取り入れれば、その効果は一層高まり、多くの方が健康になれるでしょう。
Q. 最後に、ウォーキング指導者であるイム・ヨンソンさんにとって、ルムトンとはどのような存在でしょうか?
私にとってルムトンとは、「私を歩かせてくれる靴」です。
軽くて履き心地が良いのはもちろん、正しい姿勢で歩く際に、3段歩行の動作が非常にスムーズに行えます。
かかとから足裏、そしてつま先へと移る歩行パターンがしっかりとできるのを感じられ、足にぴったりとフィットするため、ウォーキングの大きな助けとなっています。
だからこそ、私はルムトンを「私を歩かせてくれる靴」と呼びたいと思います。